「同じ問題を何回も解いているのに、忘れてしまう。」
社労士試験を受験するうえでに、このような悩みをもっている方は多いと思います。
見慣れない文章や言い回し、聞きなれない単語がたくさん出てくることが、さらに記憶するのを妨害します。
この記事では、そんな悩みをもつあなたのために、記憶力を向上させる方法をご紹介します。
私が社労士試験に合格した際に、活用しました。
少しでもあなたの手助けになれば、幸いです。
短期記憶と長期記憶の違い
まず初めに、社労士試験に合格するうえで大切なことは、短期記憶を長期記憶に変換することです。
- 短期記憶
短い間だけ覚えていられる記憶。
- 長期記憶
比較的長い期間保持されている記憶。
いろいろな方に勉強の方法を聞いてみると、「短期記憶」の勉強法になっています。
では、どうやって長期記憶に変換していくのか。
勉強法を紹介していきます。
長期記憶に変換する方法
1、感情で覚える
あなたは幸せだったり、辛い経験をしたりした時の記憶は、鮮明に覚えていませんか?
それは、その出来事に対して強い感情がともなっていたからです。
勉強においても「感情」を利用すると、記憶が残りやすくなります。
- 仲のいい友達と問題を出し合う
- お気に入りの場所で勉強する
- 社労士試験合格後に、喜んでいる自分をイメージしながら勉強する
こういった取り組みでだけでも、効果は十分にあります。
2、場所や風景で記憶する
子供の時によく遊んでいた公園に行くと、その頃の状況や友達との会話を思い出しませんか。
これは、物事を場所や風景と結び付けて記憶しているからです。
「場所」を利用すると、忘れていたとしても、その場所に紐づけられた記憶は思い出しやすくなります。
例えば徴収法で、「労災保険の保険関係成立届の提出先は、労働基準監督署」と覚えたいとします。
そんな時、文字を追いかけるだけでなく、実際に提出している姿をイメージすると覚えやすくなります。
さらに、「受付の人が頭に監督と書かれた帽子をかぶっていた。」などと想像しておきます。
実際に、こんな受付の人はいませんが、イメージとして残すにはこれくらい大げさの方がよいです。
このようなイメージをしておくと、「労災保険の保険関係成立届」という文字を見ると、監督と書かれた帽子をかぶった受付の人が頭に蘇ってくるようになります。
3、語呂合わせ
語呂合わせといえば、「鳴くよ(794年)ウグイス平安京」といった、数字の語呂合わせがすぐに頭に浮かびますよね。
語呂合わせは単独でも使えますが、「2、場所や風景で記憶する」で説明したような方法に組み込むこともできます。
私が実際に活用した雇用保険、「特定受給資格者所定給付日数」の表の覚え方を紹介します。
年齢\算定基礎期間 | 1年未満 | 5年~9年 | 10年~19年 | 20年以上 |
30歳未満 | 3(三) | 4(四) | 6(朗) | × |
30歳~34歳 | 4(し) | 6(ろ)の | 7(納) | 8(屋)で |
35歳~44歳 | 5(コ) | 6 (ロッ)ケ | 8(パ)ン | 9(ク) |
45歳~59歳 | 6(ロ) | 8(ヤ)ギ | 9(ク)ン | 11(いい) |
60歳~64歳 | 5(ゴ) | 6(ロ) | 7(な) | 8(や)んだ |
「三四郎 城の納屋で コロッケパン クロヤギくん いいゴロ悩んだ」
と、語呂を作りました。
この表に×30をすると、特定受給資格者の所定給付日数になります。
語呂合わせは、「一度覚えると忘れにくい」という大きなメリットがありますので、活用しない手はありません。
4、イメージ化をして記憶する
記憶術の1つに、ストーリー法というものがあります。
ストーリー法とはその名の通り、覚えたい言葉を組み込んで、自分の好きなようにストーリーを作ります。
私の場合、「社会保険に関する一般常識」で出題される、法律の制定された年号を覚えるのに苦労しましたので、年号を覚えるために活用しました。
例文の紹介
- 介護保険は平成9年に制定され、平成12年(2000年)に施行された。
これを、以下のようにストーリーを作り、記憶しました。
介護保険は要介護者の「苦(9)しんでいる」人のために制定された。
苦しむといえば、コンピューターが誤作動すると「2000年」問題が話題になったな。
ストーリー法は長文の暗記とも相性がよいので、ぜひ、活用してみてください。
5、繰り返し音読をする
音読をすると、視覚と聴覚のダブル効果により、より深く記憶に残ります。
声にだして読むことを繰り返していると、自然とアウトプットもできるようになってきます。
ここでポイントなのが、「一言一句完璧に暗記しようとしない」という事です。
大切なのは、核となる言葉・意味を理解すること。
例えば、労働基準法1条は、次のように定められています。
労働基準法で定める労働条件は最低のものであるから、労働関係の当事者は、この基準を理由として労働条件を低下させてはならないことはもとより、その向上を図るように努めなければならない。
重要な語句は、太字にした部分です。
言葉と合わせて意味を理解することにより、もし言葉を忘れてしまったとしても、単語を見る事により思い出すことができます。
6、長時間勉強し続けない
あなたは連続して、何時間勉強していますか?
進研ゼミ中学講座×東京大学薬学部教授(池谷裕二氏)が合同で行った実験結果で、机に向かって何時間も勉強するよりも、15分間のスキマ時間を何回か使って勉強した方が集中力が増し、はるかに脳に定着することが分かりました。
この実験は、「60分学習を続けるグループ」と「15分×3回に分けて勉強するグループ」を比較し、どちらが学習の定着・集中力に対して効果があるか実践したものです。
「勉強直後」「1日後」「1週間後」の3回確認テストを実施したところ、次のような結果になりました。
直後 | 1日後 | 1週間後 | |
60分学習 | 36.40点 | 28.60点 | 29.20点 |
15分✖3回 | 36.56点 | 31.44点 | 33.88点 |
15分×3回のグループは総勉強時間が15分少ないのに関わらず、勉強直後の確認テストで60分学習のグループと同等の点数でした。
さらに1週間後の確認テストにおいては、60分のグループより高得点です。
この実験結果により、「短い時間を繰り返し学習した方が効果が高く、また、長期的な記憶固定のは有効である。」ということが確認できます。
7、24時間以内に同じ問題を解く
あなたは一度解いた問題を、次はいつ解いていますか?
記憶を定着させるには、「24時間以内に同じ問題をもう一度解く」と効果が高いと、さまざまな研究結果で明らかにされています。
カナダの「ウォータールー」という大学で、「忘却の曲線」という研究結果が発表されました。
要約すると、次のとおりです。
- 新しい事を学んでも、2日目までにその情報を使って何もしなかったら、50%~80%を忘れる。
- さらに30日経つと、記憶に残るのは2%~3%となり、過去に学習した内容でも、初めて見る問題のように感じる。
せっかく勉強しても、24時間以内に復習しなければ、1ヶ月後にはほぼ何も覚えていないという事です。
では、「24時間以内にもう一度同じ問題をもう一度解く」とどうなるか。
「同じ情報を24時間以内に10分間確認すると、直線がほぼ100%まで上昇する。」
つまり、1週間後同じ情報を見たとき記憶がよみがえり、さらに30日目までにあなたの脳は「はい、わかってます。」というフィードバックを繰り返し、数分で思い出せるようになる。
社労士試験は範囲が膨大なので、焦って次から次へと勉強したくなる気持ちは分かります。
その気持ちをグッとこらえ、1問筒ずつ丁寧に勉強していくことが、長期記憶につながります。
私は社労試験合格するための勉強法として、下記の記事の書籍を活用しました。
2年目にして合格できたのは、この書籍のおかげです。
社労士受験の神様と呼ばれる方が執筆した、定価1.650円する書籍ですが、無料プレゼントしていますので、是非ご覧ください。
記憶力を向上させる方法
1、体を動かす
日常的な運動が、健康だけでなく記憶や認知能力にいい影響があるということは、今では誰もが知る常識となりつつあります。
記憶する為に、勉強ばかりしていませんか?
記憶するためには、脳が正常に機能していなければ、せっかく勉強しても記憶として残りません。
体を動かす機会が少ない人は、適度に運動を取り入れてみてください。
運動をすることにより脳が活性化し、長期的な記憶の回路ができやすくなります。
私のおすすめは、朝起きたら出来るだけゆっくり10回腕立て伏せです。
筋トレには記憶力の向上だけでなく、ドーパミンが分泌され、やる気も向上します。
スムーズに勉強を始めることができ、一石二鳥です。
「やる気があがらない」という方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
2、ブレインフードを食べる
食べ物には記憶力に関わる栄養素を豊富に含んだものがあり、摂取することによって集中力・認知機能の向上が期待できるものがあります。
記憶力に関わる栄養素には、下記のものがあります。
- 糖質
- ビタミンB群
- レチシン
- DHA
- チロシン
- カルシウム
- フラノバール
- BDNF
- テオブロミン
こういった脳の働きを活性化させる食べ物のことを、ブレインフードと呼びます。
代表的なブレインフードを紹介します。
バナナ
バナナには、ブドウ糖・果糖・ショ糖の3つの糖と、ビタミンB1が含まれています。
糖質とビタミンB1を同時に摂取すると、糖質を効率よくエネルギーに変換でき、記憶力が高まります。
勉強中に小腹が空いたときは、バナナを食べるのがおすすめです。
豚肉
豚肉は、鶏肉や牛肉に比べ、ビタミンB1が多く含まれています。
ご飯やパンなどの糖質と一緒に摂取すると、脳の働きが良くなります。
大豆
大豆には、ビタミンB1に加え、レチシンという脳の記憶力を高める栄養素が多く含まれています。
納豆・豆腐・みそ汁など、手軽に摂れるものが多いので、ぜひ取り入れてみてください。
青魚(サバ・イワシ・サンマなど)
青魚には、DHCが豊富に含まれています。
DHCを摂取すると脳内の情報伝達がスムーズになるので、記憶力・集中力が向上します。
さらには、生活習慣病の予防・改善にもなるので、最低でも週に一度は青魚を食べると良いでしょう。
チーズ
チーズにはカルシウムが多く含まれており、記憶力の向上をサポートします。
多くの方が「カルシウムは骨を丈夫にする」というイメージですが、実は、神経伝達をスムーズにする働きがあり、記憶力の向上にも役立ちます。
ごま
ごまは、カルシウム・脂質を豊富に含みます。
ごまの脂質は、リノール酸・オレイン酸などの不飽和脂肪酸でできており、記憶力や学習能力を高めます。
さらに、免疫力の向上・視機能を改善する働きもあります。
チョコレート
チョコレートは、脳の神経細胞のつながりを増加させるBDNFを活性化させる効果があり、記憶・学習などの認知機能を促進します。
また、ストレスを軽減する効果があるので、「勉強に疲れてちょっと休憩」という時に、摂取してみてください。
ココア
ココアには、フラバノール・デオプロミンが多く含まれており、認知機能・集中力・記憶力の向上が期待できます。
勉強前・試験前に、おすすめの飲み物です。
3、バランスの良い食事をし、よく噛む
勉強しているとき、「時間がもったいない」と思い、食事を簡単に済ませていませんか?
記憶力と食生活は密接に関係しているため、バランスの良い食事を心がけましょう。
糖質60%・脂質25%・タンパク質15%が理想です。
さらに記憶力を上げるためには、「よく噛む」ということが大切です。
よく噛んで食べることによりコレシストキニンという物質が分泌され、脳の中枢神経系を活性化させる働きがあります。
これは記憶力に深い関係があり、コレシストキニンが分泌されるほど、記憶力が高まるという研究結果が出ています。
4、1日8時間の睡眠時間を確保する
あなたは、睡眠時間を削って勉強していませんか?
睡眠には「得た情報を記憶して脳に定着させる」という、疲労回復以外にも重要な役割があります。
長期的な睡眠不足は「脳サイズの縮小に関連性がある」と研究データが発表されており、世界の睡眠時間と比べ、日本人の平均睡眠時間はここ数年、いつもワースト1・2位を争っています。
脳は睡眠中に記憶を振り返り、必要のない記憶を整理します。
短期記憶と長期記憶では記憶する場所が違いますので、睡眠や休憩をとることにより、新しい情報が入るスキマを作ります。
記憶の整理をする大事な作業の時間が少なければ、脳は常に乱雑なままですし、新しい知識を記憶することもできなくなります。
ぜひ、睡眠時間をしっかり確保できるよう、1日の学習計画を立ててください。
5、机に向かって勉強し続けない
「勉強する時間がない。」という人に限って、「勉強は机に向かってするもの」というイメージになっています。
座っている時間が長いほど、記憶に関する脳の領域が薄くなっている傾向があることが、最新の研究結果で明らかになってきました。
そのため、30分に一度はトイレや飲み物を取りに行ったり、立ちながらテキストを読むなど、記憶力の低下を防ぐ勉強スタイルを取り入れるのが有効です。
6、好きなことに没頭する時間をつくる
「そんな時間あるなら、勉強したいよ!」
そう思う気持ちはよく分かります。
しかし、ストレスは脳の働きを著しく阻害します。
とくに、記憶の定着を判断する海馬は、特別ストレスに弱いです。
好きなことに没頭しストレス発散をする時間を作ることは、脳がリセットされ、結果的に勉強効率をあげることになります。
夢中になれる事でしたら、音楽や読書・映画鑑賞など、何でもOKです。
私は息抜きにゴルフをし、運動による脳の活性化と好きな事を行うことによるストレス軽減効果を利用し、記憶力向上を図りました。
7、「ちっぽけな自分」を感じる
大自然や大宇宙の「ちっぽけな自分を感じる」とき、脳は活性化します。
このように、雄大さや広大さを目の当たりにし、自分の存在が小さく感じることをAwe(オウ)体験といいます。
「自分が小さい」と感じるとき、人は謙虚な気持ちになり、エゴを少なくし、感謝の念を抱くことが分かっています。
その結果、前向きになり、「世の中のために役に立ちたい。人の役に立ちたい。」と思った時、脳は何十倍・何百倍も活性化します。
実際にAwe体験が出来るような、大自然に触れる機会がなかなか持てない方がほとんどだと思いますが、動画でも効果が得られます。
大自然の美しさ・雄大さ・広大さを少しでも感じることができれば、それも一種のAwe体験です。
注意点としては、街のきれいなネオンや夜景では、Awe体験は起こりません。
人知を超えるAwe体験をして、謙虚な気持ちになり、世の中のため、人のためという利他の気持ちが強くなったりすることで脳が活性化します。
8、料理を積極的に作る
料理を作ることには、次の3つのメリットがあります。
- 体を動かす
- マルチタスクが脳に良い刺激を与える
- 栄養バランスが整った食生活になる
順番に説明していきます。
体を動かす
料理をする前には、買い物に行きます。
食材を切る・食器を取り出す・食べ終わった後は食器を洗うなど、料理をしようとすると、意外と体を動かしています。
有酸素運動とまではいきませんが、この体を動かすという行為が、脳を活性化してくれます。
マルチタスクが脳に良い刺激を与える
ガスを2つ同時に使ったり、食器を洗いながら調理したりと、料理中は常に複数の行為を同時に行います。
複数の行為を同時に行うというマルチタスクの繰り返しが、脳に良い刺激を与えます。
栄養バランスが整った食生活になる
勉強中は、手軽に食べれるジャンクフードやコンビニ弁当になってしまいがちです。
脳を活性化させるには栄養バランスのよい食事が必要不可欠ですので、自炊であれば不足しがちな栄養素を大量に摂取することも可能です。
記憶力が悪い人の特徴
次に、記憶力が悪い人はどのような勉強・生活を送っているのかを紹介します。
あなたにそれらの特徴がないか、チェックしてみてください。
1、イメージ化・映像化しない
「目で見るだけで覚えようとする」方法は、長期記憶するには向きません。
目で見ている間は覚えているように感じますが、すぐに忘れてしまいます。
記憶を短期記憶から長期記憶に変換するには、五感や感情と結び付けることが大切です。
声に出して読んだり、イメージして頭の中で映像化したりすることにより、記憶として定着していきます。
2、同じ問題を復習・反復しない
ほとんどの人は、一度見聞きしただけでは忘れてしまいます。
同じ問題を繰り返し解き、脳に「これは重要事項ですよ。忘れないでください。」という信号を送らないと、記憶として定着しません。
あなたは一週間前の晩御飯を覚えていますか?
おそらく特別な出来事がなかったのであれば、すぐには思い出せないでしょう。
しかし、食べた後に、
「昨日の晩御飯はカレーを食べた。」
「2日前の晩御飯はカレーを食べた。」
「3日前の晩御飯は…」
と、1週間続けて毎日のように思い出すことをすれば、1年後であっても記憶に残っています。
3、睡眠時間が短い
睡眠は、脳に記憶を定着させる大切な時間です。
「寝る間を惜しんで勉強したい」という気持ちも分かりますが、記憶の効率が非常に悪くなってしまいます。
眠い目をこすりながら勉強しても記憶として残りにくいため、それならばいっそのこと寝てしまい、早起きして勉強した方が、グッと勉強効率が上がります。
4、ストレス発散をしない
過剰なストレスは、脳細胞を破壊し、記憶力と認識能力を低下させます。
まずは、ストレスを遠ざける生活を心がけてください。
ストレスが溜まってきてしまったら、楽しい時間を過ごすようにしてください。
楽しい時間を過ごすと、ドーパミン・オキシトシンの2つのホルモンが分泌され、日常のストレスが解消される効果があります。
オキシトシンが分泌されると、セロトニン神経までも活性化されることが分かっており、
- やる気の向上
- ポジティブ思考
- 睡眠の質が上がる
という効果も期待できます。
子供・パートナーなど、大切な人とハグをしても同じ効果が得られます。
5、完璧に覚えようとする
記憶力に問題のある人は、1回で全てを完璧に覚えようとする傾向があります。
残念ながら人間の脳は、たった1回インプットしただけの情報は、すぐに忘れてしまいます。
短期記憶として得た知識は、反復して思い出す作業をすることにより、長期記憶として定着していきます。
「全部を覚えよう」とすると、時間がいくらあっても足りません。
逆に記憶力を上げるには、覚えたい内容の接触回数を増やせばよいのです。
そういった意味で記憶力の良い人は、「覚えるべきものと覚えなくてもよいものを的確に取捨選択し、覚えるべきことの量を減らすことに長けている」といえるでしょう。
まとめ
今回紹介した「記憶力を向上させる方法」を理解し、実践さえすれば、だれでも確実に記憶力が向上します。
「私はなんでこんなに記憶力がないんだろう…」と悩んでいる人は、単純に記憶力を上げる方法を知らないだけです。
社労士試験を受験する中で、テキストや過去問を解くだけで精一杯という思うかもしれません。
しかし、「急がば回れ」ということわざがあるように、日頃から記憶力を上げることに意識を向けることも大切です。
勉強時間が削られるように感じますが、結果的に勉強の効率がアップし、しっかりと長期記憶として脳に定着していくでしょう。