「あんなに勉強したのに、今年も社労士試験に不合格だった。なにがいけなかったんだろう…」
私も1年目は不合格に終わり、同じ気持ちでした。
何がだめだったのかは、他者から指摘されないと、自分ではいくら考えても分からないんですよね。
あなたもきっと、自分では原因が分からずに悩んで、インターネットで検索したのでしょう。
私も社労士試験に落ちた理由を考え、修正し、2年目に合格することが出来ました。
合格した後になって思ったのですが、あれこれ複雑に考えすぎだったんだと分かりました。
不合格になる理由は、至ってシンプルです。
この記事では4つの原因を取り上げますが、これを改善すれば社労士試験に合格できると、自信をもって言えます。
一緒に何がいけなかったのか、確認していきましょう。
私の社労士試験の初受験の試験結果
私の初受験の試験結果です。
選択式は「健康保険」「国民年金法」が2点で、基準点割れ。
択一式は「総得点42点」で、合格ラインに3点届きませんでした。
必死に勉強したので、合格する目安の勉強時間である800時間~1,000時間は超えています。
でも、合格できなかったんですね。
本気で一発合格するために勉強していたので、本当に悔しかったです。
あなたも、同じ気持ちではないでしょうか。
不合格になった原因
ここからは、私自身の体験・私が活用した必勝本の内容を踏まえ、合格出来なかった原因を分析します。
①基本問題をおろそかにした
「社労士試験で合格できる人は、奇問・難問が解ける人ではなく、基本問題が100%解ける人。」
私はこのことを、受験後に知りました。
社労士試験は100点を目指す試験ではありません。
奇問・難問は多くの受験生が解けないので、わからなくていいんです。
それにも関わらず、直前の模試や過去問で解けない問題があると、徹底的に復習していました。
こんな問題は捨てておいて、もっと基本問題の勉強に時間を使うべきだったんです。
基本問題を10回解いたら8回は正解できるようなレベルだったのですが、10回解いたら10回正解できるレベルまでに記憶しないといけなかったのです。
➁記憶の定着のさせ方を知らなかった
あなたは同じ問題を、24時間以内にもう一度解いていますか?
知識を脳に定着させるには、24時間以内にもう一度同じ問題を解くのが効果的です。
カナダの「ウォータールー」という大学で、「忘却の曲線」という研究結果が発表されました。
「忘却の曲線」の実験では、次のような結果が出ています。
- 「新しい事を学んでも、2日目までにその情報を使って何もしなかったら、50%~80%を忘れる。」
- さらに30日経つと、2%~3%となり、過去に学習した内容でも初めて見る問題のように感じる。
しかし同じ情報を24時間以内に10分確認すると、1週間後同じ情報を見たときに数分で思い出せる
社労士試験はとても範囲が広く、問題集も分厚いです。
私は「次々と問題を解いていかないと試験範囲を消化できない。」と思い、同じ問題の復習をするのは数か月後でした。
これが失敗でした。
記憶の定着力をあげるには「先に進みたい!」という焦る気持ちを抑え、繰り返し同じ問題を24時間以内に解いていかなければならなかったのです。
③スキマ時間を有効活用しなかった
あなたは10分の空き時間があったら、勉強してますか?
私は「10分だけ勉強してもなぁ…」と思い、スマホを眺めていました。
「勉強は机に向かってするもの。」という誤った認識があったんですね。
進研ゼミ中学講座×東京大学薬学部教授(池谷裕二氏)が合同で行った実験結果で、机に向かって何時間も勉強するよりも、15分間のスキマ時間を何回かに分けて勉強したほうが、合計勉強時間が少ないにも関わらず、はるかに記憶に定着したという結果が出ました。
人間の集中力は、心理学などの実験でも「30分が限界」と言われています。
社労士試験合格へのカギは、「いかにスキマ時間に勉強するか。」だったんですね。
④社労士試験がどういう試験か把握してなかった
「社労士試験の4割は、数字が問われている。」
「社労士試験は、記憶の試験である。」
このように社労士試験の特徴をとらえた情報は、インターネットや書籍に紹介されています。
しかし私はこの情報を見ずに、やみくもに勉強をしていました。
「もっと社労士試験について、情報収集しておけばよかった。」と、後悔しました。
というのも、たまたま社労士の勉強が2年目に差し掛かった時に、「社労士試験 最短最速! 非常識合格法」という書籍の存在を知ったからなんです。
この書籍には、社労士試験の概要から合格できる勉強方法まで、大切なことがすべて書かれていました。
「社労士試験 最短最速! 非常識合格法」は、キャンペーンのある月にのみ、先着100名限定で無料プレゼントしています。
まとめ
不合格になった原因
- 基本問題をおろそかにした
- 記憶の定着のさせ方を知らなかった
- スキマ時間を有効活用しなかった
- 社労士試験がどういう試験か把握していなかった
不合格になる方は、あれこれ難しく考えている傾向にあります。
自分で複雑にすることによって、さらに合格が遠ざかってしまいます。
次回の社労士試験に向けてもう一度社労士講座を受講するのであれば、初心に返り、初学者用の講座を受講するのも選択肢に入れてみてください。
こちらの記事では、初学者におすすめの社労士講座を記事にしました。
もしよろしければ、参考にしてみてください。