社労士試験 直前期の過ごし方。8月にやってはいけない4つのこと

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社労士講座 8月の過ごし方

あなたは今、どのような心境ですか?

「本試験まであと1ヶ月しかない。」
「全然勉強が間に合ってない。」

このような方も多いのではないでしょうか。

8月の過ごし方が、社労士試験の合否を分けると言っても過言ではありません。



私は2回、社労士試験を受験しています。 

不合格だった年・合格した年の私の経験を記事にしました。

あなたの参考になれば幸いです。

この記事を書いた人
  • 1児のパパ。
  • 2022年社会保険労務士試験に合格。
  • ブラック企業に悩まされ、7回転職し、うつ病で休職した経験を持つ。
  • 現在は社労士試験合格の甲斐があり、心穏やかに生活中。
自己紹介
目次

1、やみくもに勉強しない

8月カレンダー

8月に入る前に、勉強のスケジュールを立てましょう。

スケジュールを立てるメリットは、繰り返しの勉強を自動化できることです。

頻出論点・苦手科目を精査し、いつ・何を勉強するのかを決めてください。

やみくもに勉強していっても、合格には近づけません。

計画を立てずに勉強すると、「本試験までに勉強したい範囲が終わらなかった。」という可能性も出てきます。

しかし、計画を立てておくと、「いつまで」に「どのくらい」勉強しないといけないのかを把握できます。

計画を立てた後は、その通りに勉強するだけです。

余計なことを考えずに、勉強に集中できる環境を作りましょう。

2、新しい問題集を買わない

本を買ってはいけない

8月に入ると、各社労士講座から「直前対策」の教材が販売されます。

しかし、これを購入してはいけません。

受験指導校は、ビジネスとして社労士試験に取り組んでいます。

受験生の不安心理につけこみ、教材を販売しようとしているものもあります。

新たな教材に手を出すと、知識に迷いが生じます。

あなたが学習している社労士講座で「不要」と判断し、切り捨てられていた論点が、「直前対策」の教材では、さも重要かのように書かれているものもあります。

そうすると、「なにこれ。私知らない。」と焦りだします。

焦りだすと、どんどんドツボにはまっていきます。

今あなたが持っている教材で、十分に合格を狙えます。

自信を持ちましょう。

3、総復習をしない

総復習

あなたはこれまでの勉強で、過去問の頻出論点・苦手科目をチェックしてきましたか。

チェックしてきたのであれば、その問題を繰り返しましょう。

試験まで、残り3週間。

今までの問題をすべて復習する時間はありません。

何度も繰り返し解いていて、出来る問題は記憶が定着していると信じ、勇気をもって飛ばしましょう。

「まだ記憶に残っているかな。」

「基本問題だから、確実に点を取れるようにもう一度問題を解きたいな。」

そう思う気持ちは、すごくよく分かります。

私も同じ気持ちでした。

しかし、出来る問題に8月の時間を使いすぎ、1年目の試験は不合格になってしまいました。


出来る問題に時間を使うよりも、頻出論点・苦手問題を繰り返し解き、1点の底上げを狙ってください。

頻出問題は8割覚えていても、100%になるまでしつこいくらいに繰り返してください。

社労士試験に合格する人は、正解率が80%以上の問題を、100%に近い形で得点を取る人です。

それには、反復しかありません。

頑張ってください。

4、理解に時間を使わない

考える人

8月に、理解に時間を使ってはいけません。

この時期に入ったら、「記憶」に時間を使ってください。

理解していなくても、「記憶」をしていれば、多くの問題を正解することができます。

とにかく、1問でも多くの時間を解くことを意識してください。

そして、前日やった問題を24時間以内にもう一度解いてください。

24時間以内に復習すると、記憶の定着率が飛躍的に上昇します。

カナダの「ウォータールー」という大学で、「忘却の曲線」という研究結果が発表されました。

ポイントをまとめると、次のようになります。

  • 「新しい事を学んでも、2日目までにその情報を使って何もしなかったら、50%~80%を忘れる。」
  • さらに30日経つと、記憶に残るのは2%~3%となり、過去に学習した内容でも、初めて見る問題のように感じる

この曲線を変えるためには、

同じ情報を24時間以内に10分間確認すると、直線がほぼ100%まで上昇する。

そうすることによって、1週間後同じ情報を見たとき、再び曲線をあげるのに5分とかからない。

さらに、30日目までにあなたの脳は、「はい、わかってます。」というフィードバックを繰り返すようになり、数分で思い出せるようになる。

私はこの「忘却の曲線」を、2年目の試験勉強をしている最中に知りました。

もちろん実践し、社労士試験合格に至っています。

おまけ。本試験前日の過ごし方。

リラックス

本試験前日も、時間の許す限り勉強しようと思っていませんか?

もしそうだとしたら、止めてください。

本試験前日の勉強は、午前中まで。

そこまでやり切ったら、あとはリラックスする時間に使ってください。

映画を見るもよし。

近所の散歩するのもよし。

出来るだけ脳を休めて、試験当日に持てる力を100%出せるよう努めてください。


私は1年目の試験、前日まで時間の許す限り勉強し、当日疲れ切ってしまいました。

最後まで集中力が維持できず、凡ミスもしてしまいました。


大丈夫。

あなたはやれるだけのことは、やりました。

「自分は合格する。」と、信じてください。

まとめ

  • やみくもに勉強しない
  • 新しい問題集を買わない
  • 総復習をしない
  • 理解に時間を使わない



8月の過ごし方が、社労士試験の合否を決めると言っても過言ではありません。

一年間の勉強の総仕上げです。

本試験当日、悔いのないように8月を過ごしてください。


どうしても「やる気が出ない」という方は、こちらをご覧ください。

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