「勉強がつまらない。」
「勉強が苦痛だ。」
「何回解いても、忘れてしまう。」
社労士試験は難易度が高く、勉強期間が長いため、だれしもが悩みながら進んでいます。
「社労士の資格をとって、独立したい!」
そんな野望をお持ちの方でしたら、夢に向かって頑張れる方が多い気がします。
しかし、会社の総務や人事に携わる方・仕事で必要としない方は、特にモチベーションの維持が大変なのではないでしょうか。
なぜならば、社労士試験に合格できなくても、さほど影響がないからです。
今まで通り仕事は出来ますし、手当がついて、お給料が少し上がる程度でしょう。
私は1年目、社労士試験に不合格となり、2年目はもう受けるのを辞めようかとも悩みました。
もう1年、勉強し続ける自信がなかったからです。
しかし、なんとか重い腰をあげ、2年目にして合格することができました。
何度勉強し始めたことを後悔した事か…
私と同じ、モチベーションが下がってしまったあなたのために、どのようにして最後まで頑張ったかを記事にしました。
約3分で読み終わりますので、「もう一度やるぞ!」という気持ちになって頂ければ幸いです。
怒りの動機の方が、目的を達成させやすい人もいる
あなたは、なぜ社労士試験を受けようと思ったのですか?
「独立したい。」
「キャリアアップしたい。」
「生活に役立つ知識を身に付けたい。」
さまざまな理由があると思います。
私がチャレンジした理由は1つです。
- ブラック企業だった前職に、仕返しがしたい
労働者が法律を知らないのをいいことに、ブラックな働き方をさせている会社は後を絶ちません。
私はあまりの異質な働き方に体調を崩し、「社会保険労務士になる!」といって、ブラック企業だった前職と喧嘩別れしました。
資格がとれずに諦めて、「ざまぁみろ」と会社から思われるのだけは、どうしても避けたかったのです。
- 「お金持ちになりたい。」
- 「社会的に認められたい。」
といった、プラスの感情で頑張れる人もいる一方で、
- 「悔しい!」
- 「覚えてやがれ!」
- 「絶対見返してやる!」
といった、怒りや嫉妬といったマイナスの感情が大きなエネルギーとなって頑張れる方がいます。
元ボクシング世界チャンピオンである内藤大助さんは、中学卒業までいじめを受けていました。
「地元に帰ってそいつらに会った時、大切な人を連れていたら、その人たちもつらい目に遭うのではないか。そんなの嫌だ。地元に帰っても、いじめっ子になめられないようにしたい。強くなろう。」
そう思い、ボクシングを始め、世界チャンピオンになりました。
頑張れずに妥協してしまう方は、今まで自分はどんな目的だったらやり遂げられたかを思い出し、目的を変えてみると良いでしょう。
社労士試験合格後の自分を想像してみる
勉強し始めた頃は、合格した後の自分のキラキラした姿を想像していたはずです。
しかし、問題の難しさ・勉強しても覚えられない現実から、合格するイメージがわかず、目の前の問題集とにらめっこばかりしているのではないでしょうか。
そうなってしまうと、「しんどい」「大変」「つまらない」という気持ちになってしまい、やる気がどんどんなくなっていってしまいます。
そんな時は目を閉じて、試験合格後の自分を想像してみてください。
社労士試験を受験する動機はそれぞれあると思いますが、合格後は一人として例外なく「一目置かれている」はずです。
東大の合格率は30%以上ってご存知でしたか?
それに対し、社労士試験の合格率は、毎年6%前後です。
社労士試験の方が難しいというわけではなく、東大受験は勉強に集中できる学生が挑むのに対し、社労士試験は多くが社会人がチャレンジします。
さらには足切り制度が、この合格率に差が生まれている要因だと考えられます。
しかし理由はどうあれ、東大よりも合格率の低い難関試験に合格したのです。
周りの目が変わらないわけがありません。
そう考えると、わくわくしてきませんか?
思い切って一度勉強から離れてみる
「勉強しなければならない。」
こう思うと、人間はやる気を失ってしまいます。
勉強したくないと思ったら、思い切って完全に勉強から離れてみてください。
私は8月の本試験終了後、自己採点をし、不合格が分かりました。
その後、年が明ける1月まで、全く勉強しませんでした。
勉強から離れると、不思議と、「もう一度頑張ってみようかな」と気持ちになります。
私の場合は長期間ですが、直前期であれば1週間でも効果があります。
休むことによって時間がなくなり、集中力も倍増します。
人間は「やり残したことに未練が残る」生き物です。
ぜひ、試してみてください。
名言を読む
「損して負けたくなかったら勉強しろ」
これは、「ドラゴン桜」という漫画に出てきたセリフです。
ドラゴン桜とは、落ちこぼれが東大を目指す物語です。
この話に登場する勉強法はとても参考になり、私も社労士試験の勉強に活用しました。
話が少しそれてしまいましたが、私が社労士を目指した動機は、「ブラック企業だった前職に仕返しがしたい」というものでした。
当時は法律を知らなかったので、有給をとらせてもらえない・残業代を払ってもらえない等の「損」をたくさんしました。
なので、私には「損して負けたくなかったら勉強しろ」という言葉がピッタリ当てはまりました。
あなたにも、そういった心奮い立たせる言葉が必ずあるはずです。
もしよろしければ、こちらもご覧ください。
勉強法が間違っている
モチベーションが下がる理由として、勉強法が間違っている可能性があります。
やみくもに勉強すると、記憶に定着せずにせっかく覚えた内容を忘れていってしまい、「全然覚えられない。」「つまらない。」「もう嫌だ!」となってしまいます。
正しく勉強すると知識が定着しているのを実感し、だんだんと勉強するのが楽しくなります。
そういった方は、ぜひこちらの記事も読んでみてください。
まとめ
- 目的をプラスのもの、もしくはマイナスのものに変えてみる
- 社労士試験合格後の自分を想像してみる
- 思い切って勉強から離れてみる
- 名言を読む
- 正しい勉強法を知る
いかがでしたか。
社労士試験合格者は、だれもが「もう嫌だ。」「諦めようかな。」という思いを乗り越えて合格に至っています。
あなたが「しんどい。」と思うのは、当然の事なのです。
大切なのは、そこからどうやってモチベーションを立て直すかです。
頑張ってください。
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